ABA(エー・ビー・エー)

問題行動は「あえてスルー」することも大事

子どもたちは誰もが、嬉しいことは何度でもしようと試み、つまらないことはだんだんやらなくなっていきます。
これは子どものみならず大人にも当てはまることです。

ABA(Applied Behavior Analysisの略。日本語に直すと「応用行動分析」)はアメリカの心理学者スキナーによって提唱され、子供たちの行動およびその行動の背景をよく観察し、適切な関わり合いを続けることで「好ましい行動」を増やし「問題行動」を減らしていくことを目的としています。

例えば学習塾では、何度注意しても授業中おしゃべりをやめない生徒がいました。
この行動の背景を考えたときに、もしかしたらこの子にとっては「おしゃべり」という「問題行動」が「好ましい行動」になってしまっているのではないか…だから何度も繰り返しているのではないか…という仮定にたどり着きました。

そしてあえて「スルー」(無視)するという対応をし、「おしゃべり」という行動の結果何も起こらない(その子にとって嬉しいことにならない)状況を作ってみたのです。
すると次第におしゃべりの回数は減っていきました。
きっと、その子の中で「あれ。今まではリアクションしてくれてたのになんかそっけないな…もしかしたら僕のおしゃべりは良くないことだったのかな…」という考えが芽生えてくれたのでしょう。
そして授業に集中できたときは皆の前で思いっきり褒めてあげるようにしました。つまり問題行動は「消去」し、望ましい行動は「強化」していったのです。そしてこのやり方が、どんな叱責を与えるよりも優れた関わり方となりました。

環境や関わり方を変えていきます

このように、その子の行動と背景を観察し、関わり方を変えることで変容を促すという考えがABA(応用行動分析)です。

あすぽーとでは問題行動に対して単に注意を与えるだけでなく、その背景や本人の心情まで掘り下げて観察し、その上で適切な関わり方を行っています。

★ABAの理論を取り入れたアプローチ

  • 何度注意しても変わってくれない…⇒その子にとって「問題行動」=「好ましい行動」になってしまっている可能性あり!

  • 「問題行動」=「好ましい行動」ではないことを分かってもらうために「あえてスルー」することも大事!
  • 逆に「好ましい行動」ができたときは思い切り褒めてその行動を「強化」!

周囲の大人たちの接し方によって子どもの行動は良くも悪くも変わります。氷山の一角ではなく、水面下まで掘り下げてその子の行動を観察してあげる姿勢が大切です。

学習支援とSSTの放課後等デイサービス あすぽーと

あすぽーとは学習塾が運営母体の放課後等デイサービス。
7つの療育プログラムと学習支援で小さな成功体験を積み重ね、自己肯定感を伸ばします。