さいたま市北区宮原大成見沼区東大宮西区指扇の学習支援型放課後等デイサービス。自閉症/ADHD/LDなどの発達障害のお子さんの療育施設です。

「あすぽーと」の運営理念

あすぽーとの運営理念

障がいは「治す」必要はありません。
一緒に「マイルド」にしていきましょう。

あなたの「長所」は何ですか?
字がきれい、歌がうまい、行動力がある、物怖じしない…

あなたの「短所」は何ですか?
整理整頓が苦手、すぐにイラっとしてしまう、人見知りなところ、人前に出ると緊張してしまう…

人間は誰もが必ず「長所」と「短所」を持ち合わせています。
私たちはそれらをまとめて「個性」と呼んでいます。
これは声色や指紋と同じく、自分と全く同じ「個性」を持つものは一人として存在しません。
たとえ「歌がうまい」という長所を持っている人同士でも、「演歌がうまいのか、ロックがうまいのか」「プロになって生活できるほどの“うまさ”なのか、町内のカラオケ大会で入賞程度のレベルなのか」、その度合いはバラバラです。

そして特に優れている長所を「才能」と呼び、著しい短所は「障害」という言葉で表されます。

「発達障害」も「個性」の1つです。

私たちは、今多くの子供達が抱えている「発達障害」を、長所や短所と同じ「個性」の1つとして捉えています。

確かに、日常生活や集団生活に支障をきたしてしまうような特性は改善していく必要がありますが、中にはすぐには良くならない、または自分の力だけではどうすることもできないものも少なくありません。
授業中イスから立ってしまうという個性を持っている子は、悪意をもってわざと立っているわけではありません。その子からすればそれは「当たり前」の行動であり、「普通」の行為なのです。ですから、「何やってるの!ちゃんと座りなさい!」と怒鳴ったところで改善されるはずがありません。
それどころか、「普通のことをやっているのになぜ怒られなくちゃいけないんだろう…」とかえって混乱させてしまうだけです。

療育プログラムとは

そうは言っても、周りに迷惑をかけてしまったり、社会的・道徳的に非常識と思われる行為は改善していかなければなりません。
ですから、私たち周りの大人がしてあげるべきことは個性を無理に押しつけようとすることではなく、「マイルド」にしてあげることだと考えます。

そしてその過程のことを「療育プログラム」といいます。

発達障害の特性という個性は「治す」ことはできませんし、そもそも治す必要もありません。これを治すというのは人見知りの人に「誰とでも仲良くなさい」、緊張しいの人に「緊張しちゃダメ」と無理難題を押し付けているのと同じです。そんなことをしたら余計にふさぎ込んでしまうだけです。

良い個性は更に伸ばし続け、生活を困難にしてしまう個性は「マイルド」にしていく……そのお手伝いを、是非私たちにさせてください。

あすぽーとの療育プログラム

このページではあすぽーとの療育プログラムについて詳しくご説明します。

 

障がいを「マイルド」にしていくために

「10分しか座っていられないの!?」ではなく「10分も座れたね!」

コップの半分の位置まで水が入っています。

さて、あなたはこれを「半分しか入っていない」と見ますか?
それとも「半分も入っている」と見ますか?

障害の有無にかかわらず、子どもへの接し方の大原則は間違いなく「後者」の視点です。

ところが、授業開始から10分後に席を立ってしまったアキラ君(仮名)に対して多くの大人(この場合教師)は、「アキラ君、君はたったの10分しか座っていられないの!?」と厳しく叱ります。
もちろんそれにはアキラ君の行動を正すという意図があり本人のためを思ってのことです。
もし、この相手が大人であれば効果的かもしれません。精神的に成熟した大人であれば、叱責を反骨心に変えて「なにくそ!」と奮起してくれるかもしれません。
しかし相手はまだ子どもです。ましてやたたでさえ自己肯定感を持つのが困難な障害児です。これでは障害の困難な特性がより際立ってしまい、「発達」を促すことはできません。それどころか「うつ」や「引きこもり」などの二次障害を引き起こす原因になりかねません。

褒められるから発達する

そもそも、「発達」とは「できなかったことができるようになること」を意味します。
ハイハイができるようになる、英語が話せるようになる、テニスのスマッシュが打てるようになる、一人で買い物ができるようになる…これらは全て「発達」の一種です。
そして人間は誰しも、褒められた時にこそ発達するという特性を持っています。
いや、むしろ褒められなければ発達することなどできません。
両親が、周りの大人が、あるいは友達が「すごいね!よくがんばったね!」と褒めてくれたから、私たちは自転車に乗れるようになり、お皿洗いができるようになり、一人でトイレにも行けるようになったのです。

発達障害を抱える子も、間違いなく、絶対に発達することができます。ただ、そのタイミングにずれがあったりペースが遅かったりするだけです。
確かに授業中勝手に席を立つことは好ましい行為ではありません。
しかしだからといって褒めることをせず、せっかくの発達のチャンスを台無しにしてしまうのはあまりにももったいないことです。

どのような接し方をすれば良いのでしょうか。

その答えは、「できなかったことを叱るのではなく、できたことを褒める」ことです。

確かに10分しか座っていられなかったのは事実かもしれません。
しかし見方を変えればそれは「10分間も座っていられた」とも言えます。もし前の週は5分しか座ることができなかったのであれば、これは立派な「発達」です。
もしそうでなかったとしても、今日10分間座れたことをまずは褒めてあげて、自己肯定感を与えてほしいのです。それがまた次の「発達」に向けての原動力となり、二次障害の最も効果的な防止策となります。

100点中30点だったとしても、できなかった70点を責めるのではなくまずはできた30点にスポットライトを当ててほしいのです。注意や叱責を与えるのはそれからでも十分間に合います。

しかし、もしかしたら「そんなに褒めてばかりいると調子にのってしまう・いい気になってしまう」という心配をされるかもしれません。ですが、私たちは「調子にのる=自己肯定感の表れ」とプラスに捉えています。

 

36.9 vs 3.6
59.4 
vs 91.3

日本の中学生と、国民性として「褒めて伸ばす」文化が根付いていると言われるアメリカの中学生に、「あなたの現在の成績は学校のなかでどのくらいに位置していると思いますか?」というアンケートを実施した結果、「中の下・または下」という回答が日本は36.9%、アメリカは3.6%だったというデータがあります(日本青少年研究所調べ)。

これは、日本ではアメリカの約10倍の子どもたちが自己肯定感を抱けずにいるということを表しています。
また、同じく「計画をやり遂げる自信がありますか?」という質問に対し、「ある」は日本:59.4%、アメリカ:91.3%という結果でした。

この結果を見ると、どうやら「褒めることは子どものためにならない」とは言えないようです。

もちろん時には厳しく注意を与えることも絶対に必要です。
しかしそれだけでは子どもの耳はシャットアウトしてしまいます。
もしお説教をすることで効果が上がるのであれば、今まで周りの大人たちが散々してきたのですからとっくに身についているはずです。
しかし実際そうではないとしたら、やはり接し方を変えていかなくてはなりません。まずは褒めてあげることで、子供たちは「聞く耳」を持ってくれます。子どもの立場に立脚し、「どうすれば行動してくれるか?どうすれば変容してくれるか?」を常に考え、接し方を工夫してあげる姿勢が周りの大人たちには求められているのだと考えます。

このページのまとめ

★障害は「治す」ものではなく、「マイルド」にしていくもの。その過程を「療育プログラム」という。

★マイルドにするためにの大原則は「褒める」こと。

★褒めることはどんな薬にも勝る特効薬であり、二次障害への最も効果的な防止策である。

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